マーク・ウェバーを擁護するF1の重鎮たち

2011年09月30日(金)

マーク・ウェバー(レッドブル)は、今季彼のチームメートであるセバスチャン・ベッテルに大きく水をあけられてしまっているが、レッドブルはそんなウェバーを見捨ててはいないようだ。

ベッテルは今季ここまでに9勝をあげ、2年連続でのチャンピオンシップ獲得に王手をかけている。しかし、チームメートのウェバーはここまで1勝もあげることなくシーズンを送っている。

ウェバーが果たして来季もベッテルに立ち向かうだけのやる気を持っているかどうかクエスチョンマークがつけられても不思議ではないところだが、レッドブルはこのほどウェバーとの間で来季の契約を結んでいる。

これについてレッドブル代表のクリスチャン・ホーナーはF1公式サイトにこのように語っている。

「ウェバーはまだセバスチャン(ベッテル)以外の誰をも打ち負かそうという強い意欲を持っているよ」

「セブ(ベッテル)に比べてしまうとマーク(ウェバー)のほうが見劣りするだろうね。でもそれは明らかに大きな間違いだよ。今のマークは実際よりも過小評価されているんだ」

F1の最高責任者であるバーニー・エクレストンもこれに同意見のようだ。

「今では、セバスチャンのほうがマークよりもいいことはわかっている。でも他にマークよりもすぐれている者がいるかい?」

「マークを見くびるのはよくないと思うね。セバスチャンと同じチームで走ることで、彼の仕事はいっそう難しくなっているんだ。なぜならセバスチャンは現状では最高のドライバーだからね」

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