メルセデスGP、ヒスパニアへの風洞貸し出しを認める

2011年04月10日(日)

ブラックリーにあるメルセデスGPの風洞をヒスパニア・レーシングが借りているとの報道を、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンが8日(金)に認めた。

ヒスパニアのチーム代表であるコリン・コレスがこの報道を否定する一方で、設備を貸している側のブラウンが「ヒスパニアにときどき風洞を貸している」ことを明かした。

「われわれは風洞を2つ所有している。しかし、FOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション/各F1チームによる協会組織)の規約でF1プログラムに使える風洞は1つだけと規定されているので、残った1つを貸し出しているんだ」とブラウンは説明する。

開幕戦オーストラリアGPでは苦境に立たされたヒスパニアの新車F111は、8日(金)にようやく数周を走ったが、その信頼性には問題が山積している。

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース