セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソと間違えられる

2011年04月15日(金)

今週末の中国GPに向け、開催地となる上海に降り立ったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)と間違えられるという珍事が起きていた。

前戦マレーシアGPの舞台クアラルンプールを飛び立った飛行機が13日(水)に上海へ到着すると、多くのF1関係者が飛行機から降りてきた。そして、『Bild(ビルト)』紙によると、ある税関職員がベッテルを見つけ、次のように叫んだという。

「フェルナンドだ! フェルナンド・アロンソだ!」

この様子をベッテルの後ろに並んで見ていたチームメートのマーク・ウェバーは、ベッテルへこう話しかけていたようだ。「さあフェルナンド、君の番らしいよ」

中国に到着早々、災難に見舞われたベッテルだが、コース上では開幕から好調なレースを続けている。そして、もし今週末に優勝した場合、開幕からの3連勝を記録するだけではなく、昨年のブラジルGPから数えて5連勝ということになる。

だがベッテルは、「数えてなんかいないよ」と素っ気なく語り、さらに続けた。

「なるようにしかならないでしょ。でも、タイトルを防衛するには、できるだけ多く勝利を重ねる必要がある。それを目標にしているし、目標の達成は早ければ早いだけいい」

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