ザウバーの小林可夢偉は、13番手から中国GPをスタートして10位になった。
小林可夢偉
「今日は1ポイント獲得できただけでも、かなり満足です。スタートをうまく決めて、順位を上げることができました。予選で期待していたような順位になれなかったので、このスタートが重要でしたね」
「14周目にエイドリアン(スーティル/フォース・インディア)に近づこうとしたとき、僕たちはもう1台のクルマにも接近したんです。あのドライバーは、僕のことを見ていなかったんでしょうね。接触してしまい、僕のノーズに穴が開いてしまいました」
「技術面からみると、そのまま走り続けることに問題はありませんが、実際はほこりや土が大量にコックピットへ入ってきてしまうんですよ。白かった僕のレーシングスーツが、最終的にはひどく汚れましたが、どうってことはありません」
「初めの予定より数周早く2回目のピットストップを行ったんですが、ハード側のタイヤで残りの26周を走るのも問題ありませんでした。残り3周でポール(ディ・レスタ/フォース・インディア)を抜いた後は、タイヤが完全に摩耗しきった状態だったことは否定できませんがね」