フェラーリが、早くも2012年型車の開発に着手したようだ。
今季は開幕から苦戦が続いていたフェラーリ。しかし、開幕以降の必死な開発により、前戦トルコGPでフェルナンド・アロンソが、フェラーリへ今季初の表彰台をもたらした。また、22日に決勝が行われる次戦スペインGPでは、クルマの改良も予定しており、優勝戦線へ復帰することが期待されている。
『Marca(マルカ)』によると、フェラーリは現在もフロア、ディフューザー、排気系統、エンジンの設定などを中心に開発を進めているものの、2012年型車のシャシー、ギアボックス、サスペンション、冷却システムの開発を開始したという。
2011年シーズンもまだ4戦を戦ったばかりという早い段階で2012年型車の開発を開始した理由について、チーフデザイナーのニコラス・トンバジスは次のように語った。
「そうしなければ手遅れになる」
「この開発に向け、より攻めの姿勢を取り入れた計画にするため、今季に直面した問題について話し合った」