ルーベンス・バリチェロ、ウィリアムズ大改革を手助け

2011年05月14日(土)

ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)は、今シーズン開幕からポイントを取れていないウィリアムズの大改革を推し進めるべく手を差し伸べたようだ。

2011年シーズン終了時にチームを去る可能性があるバリチェロだが、チームに対し、コクピットに乗る以上の支援ができるはずだと考えている。

ポルトガル語の『Agencia Estado(アヘンシア・エスタド)』に、「新しい人をスカウトできる。他のチームから引き抜くんだ。僕ならそれが出来る。僕のパドック暦の長さは10本の指に入るんだよ。知り合いに声をかけて、話をしてみるさ」とバリチェロのコメントが掲載されている。バリチェロは、F1最多参戦数を更新中で、経験豊富なドライバーだ。

ウィリアムズが7年ぶりに、レースで勝利を手にするには「リーダーが必要」だとバリチェロは言う。

「まだ足りない何かがあるんだ。(今シーズン終了後に離脱する)サム・マイケル(テクニカルディレクター)は、シーズンの終わりまで全力を尽くしてくれるだろう。けれど、僕たちにはリーダーが必要なんだ。リーダーが、必要なんだよ」

「今の状況は、たくさんのものを持っているのに何かが欠けている感じなんだ。たくさんの人が発言しようとするけれど、結局問題はそこじゃないんだ。まずは自分たちの仕事に集中するべきだよ」とバリチェロは締めくくった。

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