元フォース・インディアのエンジニアであるマーク・スミスが、ようやくチーム・ロータスでの仕事を開始したようだ。
チーム・ロータスがこの移籍を発表したのは約1年前だった。しかし、前所属チームフォース・インディアが移籍先チームでの職務開始までに一定期間を置くようスミスに義務づける権利を行使しており、ようやくその期間が終了した。
チーム・ロータスは16日(月)、スミスがテクニカルディレクターとなり、技術部門の責任者としての仕事を始めたことを発表。同チームでは、チーフテクニカルオフィサーを務めるマイク・ガスコインが技術部門の最高責任者になっているが、スミスはガスコインの下で2011年型車T128の開発に加わり、来季マシンの設計も担当しているようだ。
スミスは「長期的な成功に向けた基礎はすでにある。私はチームを助け、ゴールに導くことを楽しみにしている」とコメントした。