2011年F1第5戦スペインGPが5月21日(土)、カタルーニャ・サーキット(1周/4.655km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から60分間、フリー走行3回目が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。
スペインGP初日に圧倒的な速さを見せていたレッドブル勢がこの日も異次元の速さを見せた。セッション序盤からマーク・ウェバー(レッドブル)がトップタイムを記録すると、一度はソフト側タイヤを装着したミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)にトップの座を奪われたものの、ウェバーはソフト側のタイヤでシューマッハに1秒以上の差をつけてトップの座に返り咲く。
一方、チームメートのセバスチャン・ベッテルはトラブルに見舞われたようで、長くガレージにとどまっており、このセッションでは1回しかタイムを計測できなかった。しかし、その1回のタイム計測でウェバーのトップタイムを上回り、ベッテルがトップでセッション終了。ベッテルのタイムは1分21秒707だった。
2番手から5番手までの結果は次のとおり。
2番手マーク・ウェバー(レッドブル)1分21秒791、3番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)1分23秒057、4番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)1分23秒068、5番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分23秒214。
小林可夢偉(ザウバー)は7番手だった。
スペインGP公式予選はこのあと、現地時間14時(日本時間21時)から始まる。
・【結果表】F1スペインGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など