フェラーリ、レッドブルからの「スパイ行為」との非難にも動じず

2011年05月26日(木)

フェラーリは新たなスパイスキャンダルの標的にされているとの報道を笑い飛ばした。

スペインGP終了後、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、フェラーリがひそかにレッドブルのレース戦略を盗聴していたと非難した。

「われわれは、フェラーリがスパイのようなことをやっていると考えている」と語ったマルコは、次のように加えた。

「われわれはマーク(ウェバー/レッドブル)を比較的遅く呼び入れた。そしてフェラーリもアロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)を入れようとしていた。彼らは私たちに対応できていたんだ」

レッドブルがドライバーたちに偽の指令を下したとき、フェラーリがこれに反応する動きを見せたことから、マルコはフェラーリに対する疑念を強めたとみられる。

これに対し、フェラーリのスポークスマンを務めるルカ・コラジャンニは、『sport1.de』に「笑うしかない」とコメントし、次のように加えた。

「みんながお互いのことを監視しているのは当然なことだ」

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