フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、ヨーロッパGPに向けた意気込みを語った。
ポール・ディ・レスタ
「バレンシア(ヨーロッパGP開催地)について多くのことは話せない。去年にフリー走行を1回走っただけだからね。覚えているのは、自分がこのコースをとても楽しんだことと、覚えるのが難しいサーキットではなかったということ。1周は長いけど、難しいコーナーが多いわけじゃないし、最大の特徴は長いストレートなんだ」
「ストレートが長いから、バレンシアでもDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)によって大きなアドバンテージを得られると思う。これによって追い抜きのチャンスはあるはずだし、追い抜きが簡単になりすぎないよう、FIA(国際自動車連盟/F1統括団体)がどうDRSを使える区間を設定するのか楽しみだね」
「今回も市街地コースで、タイヤがどんな反応を見せるのか分からないから、今週末はタイヤの摩耗も大きな要素になるだろうね」
「目標としては、予選でトップ10に走ることができれば、決勝では入賞を争うことができると思う。カナダでは、それが現実的な目標になると分かったし、コースのレイアウトが僕たちのクルマの強みを生かしてくれるだろうね。新パーツを投入して、さらに進歩することに集中できたらうれしい」