フェルナンド・アロンソ「自信を持って予選に挑める」

2011年06月25日(土)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ヨーロッパGPフリー走行1回目で22周を周回して、ベストタイムは1分41秒239で3番手。フリー走行2回目では、35周を周回してベストタイムは1分37秒968でトップになった。

フェルナンド・アロンソ
「全体としては、今回のバレンシア(ヨーロッパGP)の週末、僕にとって2つ目の母国レースを前向きにスタートできた。予定していたプログラムを完了できたよ。主にタイヤのことに取り組んだんだけど、今回が初登場のミディアム(ハード側)が一番大きなものだね」

「こういったタイプのサーキットでは、多くの距離を走ることで自信を深められるし、限界を見極めてパフォーマンスを向上させることもできるから、たくさんの周回を走ることが重要だった。コースの特性は僕たちのクルマに向いているけど、ライバルと比べて僕たちがどの位置にいるのか判断するには、まだ早すぎるね」

「これまでにも、僕たちが初日に好調でも、予選では1秒遅れなんてこともあった。だから、今日の順位については考えたくもないね。フリー走行の1回目と2回目では、たくさんのことを試すし、路面の状況が急速に変わっていく。今回のような市街地コースでは、変化の度合いがより大きくなるから、予測するのは不可能と言ってもいい」

「クルマのハンドリングはいいから、自信を持って予選に挑める。とても強力なライバルに対抗できるよ。レッドブルが開幕からの7戦でポールポジションを取り続けているのはまぐれじゃないし、今回も彼らが有力な候補だというのも事実だけどね。ここでは、モナコよりも追い抜きが簡単になるだろうけど、やっぱりグリッド順も重要だよ」

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