フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ヨーロッパGPフリー走行3回目で16周を周回して、ベストタイムは1分37秒678で2番手。予選では、1分37秒454を記録して4番手になった。
フェルナンド・アロンソ
「残念な予選ではないと思う。期待をするのはチーム外の人たちだけと、チーム内の人は状況をきちんと把握しているからね。マクラーレン勢と戦うことが目標だったけど、実際にそうなったからね。マクラーレン勢2台の前に出ることも期待できたかもしれないけど、結局は彼らの間に割って入る結果になった」
「ルールのちょっとした変更で、勢力図が変わったとは思っていなかったけど、実際にそうだったね。今でもレッドブル勢が優勝候補だよ。もっと大きな変更があるシルバーストン(次戦イギリスGP/7月10日決勝)でどうなるのか確認しないといけないけど、全チーム、もしくはほぼ全チームのパフォーマンスが落ちることを忘れちゃいけない」
「Q3での2回目の走行では、タイムを更新するために全力を尽くしていたけど、その前の自分のタイムよりも遅いことが分かったから、そのとき装着していたソフト側タイヤをできるだけ温存するため、ピットへ入ることを決めたんだ。ピットストップという面では、明日のレースでいろいろな戦略を見ることができると思うよ」
「僕たちの目標は表彰台を獲得すること。そのチャンスはあると思う。クルマの開発作業は順調に進んでいるけど、空力の面では大きく後れを取っている。時間で言うと、2ヶ月から3ヶ月遅れているんだ。追いつくのは簡単じゃないけど、追いつくためにできる限りの手を尽くすよ」