フェルナンド・アロンソ、母国で戦略を成功させ2位表彰台

2011年06月27日(月)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、母国スペインのバレンシアで開催されたヨーロッパGPを4番手からスタートして2位になった。

フェルナンド・アロンソ
「絶対に表彰台へ登ってやると思っていた。これで僕のトロフィー・コレクションで欠けているのは、アブダビGP(今年は11月13日決勝)と当然だけどインドGP(今年が初開催/10月30日決勝)だけになった。今シーズン終了時点で、コレクションを完成させられるとうれしいね!」

「またシャンパンを味わうことができてうれしいよ。しかも、レースへの情熱が大きい、すばらしいバレンシアのファンを前にしてだからね。今回の結果は、僕にとってとても大きな意味のあるものなんだ」

「走っている時には、なかなかグランドスタンドが見えないけど、ウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)を抜いたときには、大盛り上がりになっていることが伝わってきたよ。僕たちが正しい方向性で作業を進めていることが証明されたから、チームにとっても前向きな結果だね」

「今日は、スタートからの100メートルが完ぺきにはいかなかったけど、路面の汚れている側からのスタートだったから、ある程度失うことになると思っていた。そしたら幸運なことに、アウト側にあいているスペースがあって、スタートから1つ順位を上げることができたんだ」

「すぐにマクラーレン勢を抜けたのは大きかった。今日の彼らは僕たちよりも遅かったからね、そのおかげで、自分たちの目標達成に向けてウェバーに集中することができた。ウェバーの前を確保したとき、次はベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)のことを考え始めた。F1では何が起こるかわからないからね」

「戦略がうまくいった。主にソフト側タイヤで走るのは正しい判断だったね。まだレッドブル勢に大きなアドバンテージが歩けど、彼らから離されずに、彼らの1-2を阻止できたのは重要だった。どのレースでも、この調子で続けていかないとね。シルバーストン(イギリスGP/7月10決勝の開催サーキット)は、彼らに最もよく合っているコースだから、厳しい戦いになると思う」

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