フェリペ・マッサ「常に誰かと戦っていいレースだった」

2011年06月27日(月)

フェラーリのフェリペ・マッサは、5番手からヨーロッパGPをスタートして5位になった。

フェリペ・マッサ
「常に誰かと戦っていて、いいレースだった。ハード側タイヤでは、僕たちのペースがあまりよくなかったから、ソフト側タイヤでできるだけいい走りをしようとしていたんだ。2回目のピットストップで4秒か5秒失ったのは残念だよ。あれでハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)と4位を争うチャンスを失った」

「パフォーマンスを考えれば、今日は2台ともマクラーレン勢の前でゴールできたと思う。実際には、その半分しか達成できなかった」

「かなりいいスタートを決めて、ハミルトンとフェルナンド(アロンソ/チームメート)を抜いた。その後、ウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)に仕掛けようとしたんだけど、彼が僕の進路をふさいで、接触しそうになったんだ。それでフェルナンドが外側から僕を抜き返すチャンスを得たんだよ」

「2セット目のソフト側タイヤには少し問題を抱えていたんだ。序盤の摩耗がさらに大きくなっていたけど、次のセットでは状況がかなりよくなった。終盤には、ミディアム(ハード側タイヤ)でも状況は悪くなかったし、いいラップタイムで走ることができたよ」

「次はシルバーストン(イギリスGP/7月10日決勝)だね。この3戦での進化をうまく生かせるのか楽しみだよ。ピレリがどんなタイヤを持ち込むのかも重要になる。もしミディアムとハードのドライタイヤを持ち込むのなら、僕たちには難しいレースになるね」

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