マクラーレンのジェンソン・バトンは、6番手からヨーロッパGPをスタートして6位になった。
ジェンソン・バトン
「まずまずのスタートを決められたんだけど、ターン2に向けて混戦になっていて、アウト側に行ってしまったんだ。そこでニコ(ロズベルグ/メルセデスGP)に抜かれた。僕は、楽に彼を抜けるほどストレートでのスピードが速くなかった。でも、ターン2でかなりブレーキングを遅らせて、彼を仕留めることができた。彼は予想していなかっただろうね。僕にとっては、あれがこのレースでのハイライトだよ」
「その後は、いいペースで走れたよ。できるだけ長くソフト側のタイヤで攻めていた。ただ、レースの中盤にKERS(運動エネルギー回生システム)を使えなくなり、コーナーの出口だけではなく、ブレーキングにも影響が出た。だから、楽しいレースにはならなかったね。でも、クルマの感触を考えれば、フェラーリの1台からたったの8秒遅れでゴールできたのはうれしい驚きだった」
「それでも、シルバーストン(イギリスGP/7月10日決勝)までにやるべきことは多いね」