ヒスパニア、新チームオーナーを正式発表

2011年07月04日（月）

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ヒスパニア・レーシング（HRT）が4日（月）、スペインの投資会社テサン・キャピタルが同チームの筆頭株主になったことを発表した。

HRTをめぐっては、同チームが拠点を置くスペインのメディアが野村證券による買収を報じていたが、後に野村證券側がこれを否定。しかし、HRTがチーム株式の売却を正式発表したことにより、実際はスペインの投資会社であるテサン・キャピタルに大部分の株式が売却されていたことが明らかになった。

HRTの発表によると、テサン・キャピタルは今後も現状のチームを維持し、首脳陣も留任させるという。また、テサン・キャピタルの目的についてHRTは、チームを維持しながら、チームのパフォーマンスを向上させる機会を見いだすためとしている。

野村證券は2008年にテサン・キャピタルへ2億ユーロ（234億円）を出資し、スペインやポルトガルのハイテク企業などの買収や経営再建プロジェクトを進めていたとの報道もある。

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