今週末、母国イギリスでのレースを控えたジェンソン・バトン(マクラーレン)だが、左ひざに軽いケガを負った模様だ。しかし、バトンと所属チームのマクラーレンは、イギリスGP出走には全く影響がないとしている。
バトンは先週末に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、マクラーレンの歴代F1カーのデモンストレーション走行を行うことになっていた。しかし、ひざに軽度のケガを負ったため大事をとり、代わりにロードタイプのクルマを運転している。
このひざのケガについては、先週ジェット・スキーに興じているときに負ったものだと報道されているが、今回のF1マシンによるデモ走行をとりやめた理由を聞かれたバトンは次のように答えている。
「ちょっとチクチクするような痛みがあるだけだよ。大したことはないんだ。イギリスGPに向けて無理はしないようにしただけだよ。全然問題ない」
『Telegraph(テレグラフ)』によれば、マクラーレンの広報担当者もこれを認め、次のようにコメントしている。
「バトンは先週ロンドンで開催されたジェット・スキーのイベントで左のひざに軽い打撲を負ってしまったため、大事をとって(グッドウッドで)F1の運転を行いませんでした」
「しかし、彼は特に足を引きずったりもしていませんし、イギリスGPでもいつものようにしっかりと戦えるでしょう」