イギリスGPの前にナレイン・カーティケヤンの出場機会を奪ったことで、ヒスパニア・レーシング(HRT)は契約違反を犯した可能性がある。
『India Today(インディア・トゥデー)』によると34歳になるカーティケヤンは、チームに対し予定通りにスポンサー料を支払い、7月末までのシート確約を得ていたという。
HRT側はカーティケヤンを「今もチームの一員」だと語っているが、その一方でイギリスGPではレッドブルの支援を受けるダニエル・リチャルドがカーティケヤンに代わって、レースに出走した。
カーティケヤン、また今もF111(今季のマシン名称)にスポンサーであるタタのステッカーを貼るHRTは、共に本件に関してコメントは差し控えている。
『India Today(インディア・トゥデー)』は、インドGPの1カ月前にあたるシンガポールGPでレースに復帰するためカーティケヤンが沈黙を守っていると考えている。