フェルナンド・アロンソ「クルマには大きな自信を持っている」

2011年07月22日(金)

フェラーリのフェルナンド・アロンソが、ドイツGPに向けた意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
「シルバーストン(イギリスGP)からの2週間、ニュルブルクリンク(ドイツGP)へさらなる新パーツを投入するため、懸命に作業を続けてきた。来週のハンガリーでも、いくつか投入する予定だよ。シルバーストンでは、空力の改良で高速コーナーが改善していたから、低速コーナーで妥協する必要がなかった。メカニカル面の改良もすれば、低速コーナーでのパフォーマンスも向上するよ」

「序盤戦でポイントを失っていたから、今年はタイトル争いという面では苦しい状況になっているけど、僕たちはあきらめないよ。優勝を狙いながら、レッドブルのミスを待つ。シーズンのしかるべきタイミングがきたら、差が大きすぎるものなのか判断するよ」

「今はいいシーズンを過ごせているし、これからもこの調子でやっていきたい。去年の9戦を終えた時点よりも、たぶん32ポイント多く獲得していると思う。つまり、きちんと成績を向上させて、全力を尽くせているということだね。でも、前半戦はレッドブルがとても圧倒的だったことを認めざるを得ない」

「それに対して今から僕たちにできることはない。僕たちにできるのは、懸命に働いて、日曜が来るたびに楽しむことだけだよ。そして、シーズンが終わったとき、自分たちがどの位置にいるのか見てみようじゃないか」

「苦しい時期を過ごしたチームにとって、シルバーストンはとても重要な起爆剤になった。それまで、たくさんの新パーツを持ち込んで、うまく機能したものもあれば、機能しなかったものもある。でも最後の4レースか5レースで持ち込む新パーツがすべて機能するようになった。今年だけではなく、来年に向けた開発という意味でも、これはいいことだったよ」

「クルマとエンジンには大きな自信を持っている。デザイナー陣も、彼らのやった仕事や、昼夜を通じた作業のおかげで、日曜にいい結果をもたらされると分かっているから、モチベーションがとても高くなっているよ」

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