フェラーリのフェルナンド・アロンソは、4番手からドイツGPをスタートして2位になった。
フェルナンド・アロンソ
「こういった形で2位になった後には、もっといいレースになったはずだと言うのは簡単だけど、僕は満足しているよ。予選は改善する必要がある。僕たちにはとても強力なレースペースがあるからね。それは疑いようがないはずだよ。今日はすべてが順調だった。スタートも、ピットストップも戦略も」
「まだ土曜(予選)が改善させないといけない。昨日はコンマ3秒かコンマ4秒遅れていたからね。そこは向上できる余地があると思う。今日はハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)の方が速かったから、彼と彼のチームはよくやったよ。彼の後ろを走っているとき、全力で攻めていたけど、彼に接近することはできなかった」
「2回目のピットストップで彼の前に出たときも、グリップが全然なくて、彼がアウト側から僕を抜いていったんだ。そして彼は、すぐに僕との差を広げていった。今日の僕たちは明らかにパフォーマンスがレッドブルよりも良かった。シーズン序盤のことを考えれば、これは重要なことだよ。この先も同じだとは限らないけど、通常の状況に戻りつつある」
「ランキング? 見ていないよ。もしチャンスがあるとしたら、常に表彰台へ登りつつも、ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)が表彰台を逃すよう期待するくらいかな。なぜコース脇にクルマを止めたかって? 予防的措置としてエンジンを止めるようにチームから指示されたんだ」
「ありがたいことに、マーク(ウェバー/レッドブル)が止まって、僕を乗せてくれたんだ。僕がエンジンを止めたことを、なぜ彼が知っていたのか分からない。もしからしたら、彼は僕のエンジニアの無線を聞けるのかもね!」