フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、ドイツGPに向けた意気込みを語った。
エイドリアン・スーティル
「ニュルブルクリンク(ドイツGP開催サーキット)は素晴らしいサーキットだ。僕にとっては母国開催になるし、雰囲気も特別なものがある。それにニュルブルクリンクはさまざまなF1の歴史に深くかかわっているからね」
「あの場所へ戻る時は、いつもフォーミュラBMWやユーロF3に参戦していたころを思い出すんだ。ずいぶんたくさんの時間を過ごしたサーキットだから、よく知っている。F1では2度走ったよ」
「高速から低速までいろいろなコーナーがあるから、このコースはかなり難しい。セクター1は高い技術が要求されて、セクター2は流れるように走り、最後は直線。だからどんなコーナーにも対応することができる、バランスのとれたマシンが必要だ。でもそんなマシンを実現するのは簡単ではない」
「ニュルブルグリンクは路面も全体的にスムーズだから、足回りを硬くしたセッティングのクルマにできる。NGKシケイン(最終コーナー手前にある小さなカーブ)の縁石には気をつけなければいけない。すごく高いから使えないんだ」