F1第10戦ドイツGP予選、詳細レポート

2011年07月23日(土)

2011年F1第10戦ドイツGP予選が、7月23日(土)の現地時間11時からニュルブルクリンク(1周/5.148km)で行われ、マーク・ウェバー(レッドブル)がポールポジションを獲得。小林可夢偉(ザウバー)は、18番手になった。

セッション開始時の天候は曇り、気温14℃、路面温度は22℃。予選Q1は20分間の戦いになり、18番手から24番手のドライバーがここで予選を終える。各車が1回目の走行を終えた段階では、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップ。新規3チームの6台とルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)が脱落する順位につけた。小林可夢偉(ザウバー)は、9番手につけている。

セッション終盤には、フェリペ・マッサ(フェラーリ)などがソフト側タイヤを投入する中、1回のみの走行という戦略で走った可夢偉の順位が徐々に後退。最終的には18番手になってしまい、可夢偉はここで脱落となった。Q1で予選を終えた18番手から24番手は以下のとおり。

18番手小林可夢偉(ザウバー)、19番手ヘイキ・コバライネン(チーム・ロータス)、20番手ティモ・グロック(ヴァージン)、21番手カルン・チャンドック(チーム・ロータス)、22番手ジェローム・ダンブロシオ(ヴァージン)、23番手ビタントニオ・リウッツィ(HRT)、24番手ダニエル・リチャルド(HRT)。

Q1のトップ5は、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ニック・ハイドフェルド(ロータス・ルノーGP)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)だった。

予選Q2は15分間の戦いになり、11番手から17番手のドライバーがここで脱落する。主なドライバーが1回目の走行を終えた段階では、唯一1分30秒台に突入したルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップ。この予選では、シューマッハが苦戦しており、リアのコントロールを失う場面が多くなっている。

セッション終盤、Q3進出をかけて10番手前後の順位が目まぐるしく入れ替わっている。チームメート同士でも上げしい戦いを繰り広げる中、今回が母国レースのミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が10番手に入り。ギリギリのところでQ3進出を果たした。Q2で予選を終えた11番手から17番手は以下のとおり。

11番手ニック・ハイドフェルド(ロータス・ルノーGP)、12番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、13番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、14番手ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、15番手セルジオ・ペレス(ザウバー)、16番手セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、17番手ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)。

Q2のトップ5は、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、マーク・ウェバー(レッドブル)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)だった。

予選Q3は10分間の戦いになり、ここでポールポジションが決まる。このセッションでまずコースへ入ったのはアロンソ。だが、1回目の走行が終わった段階でのトップはウェバー。2番手ベッテル。3番手ハミルトン。セッション序盤に走行しなかったドライバーがコースへ出ると、序盤から走行したドライバーも次々にコースイン。結局、10台すべてがコースへ入った。

ウェバーが自身のタイムをさらに更新する一方、ハミルトンが大きくタイムを更新して2番手に浮上。ベッテルはハミルトンのタイムに届かず、3番手となった。フリー走行で好調な走りを見せていたアロンソは、4番手で予選を終えている。Q3の結果は以下のとおり。

1番手マーク・ウェバー(レッドブル)、2番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、4番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、5番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)、6番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、7番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、8番手エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、9番手ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)、10番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)。

【結果】ドイツGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など

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