フェラーリのフェルナンド・アロンソは、かつてチャンピオン争い繰り広げたライバル、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)がまだ勝つことのできるレーサーだと話した。
7度のF1タイトル獲得。91回のレース優勝というシューマッハの1回目のF1キャリア最後の年となった2006年、シューマッハとアロンソが王座を争い、アロンソがタイトルを獲得。この年を最後にシューマッハはいったん引退した。
しかし2010年にメルセデスGPからF1へ復帰したシューマッハは、過去29戦でまだ一度も表彰台に上がっていないことから、シューマッハの将来やモチベーション、スキルが疑問視されている。
これに対してアロンソは、シューマッハ本人ではなくシューマッハが乗るマシンに原因があると述べている。
「ミハエルは良いマシンに乗ることができれば、また一緒に面白いレースができるよ。彼はまだ勝てると僕は確信しているんだ」とアロンソはスイスの新聞『Blick(ブリック)』に語った。