フェラーリ会長、ミハエル・シューマッハをジョークのネタに

2011年01月09日(日)

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が、2010年に現役復帰したものの、期待されていたような成績を残せなかったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)をジョークのネタにした。

1996年から2006年までフェラーリでF1を戦い、フェラーリの黄金時代を築きあげたシューマッハ。2006年に現役を引退した後もフェラーリにとどまり、アドバイザーを務めていた。

2009年にフェリペ・マッサ(フェラーリ)が負傷し、シーズン終盤を欠場することが決まった際には、マッサの代役として現役復帰するとみられたが、シューマッハ自身も体調が万全ではなく、このときは現役復帰が実現しなかった。

しかしシューマッハは、2010年にメルセデスGPへドライバーとして加入。現役復帰を果たしたシューマッハだったが、最終的にはチームメートのニコ・ロズベルグに70ポイント差をつけられてシーズンを終えた。

この結果を受けて、2010年シーズンをメルセデスGPで戦ったのは、シューマッハの「双子の兄弟」だとモンテゼモーロは『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』へ語った。

「ミハエルは、双子の兄弟のパフォーマンスに間違いなく満足していないだろう」

「もしフェラーリが3台目の出走を認められたら、昔のミハエル・シューマッハに3台目を任せるよ。双子の兄弟ではなくね」

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