「シューマッハはF1史上最高のドライバー」とフェルナンド・アロンソ

2011年09月08日(木)

現役最強とも評されるフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は史上最高のドライバーだと語った。

2005年に当時の史上最年少記録を塗り替えてF1チャンピオンに輝いたアロンソ。翌2006年にもチャンピオンとなり、2007年には名門マクラーレンへ移籍。マクラーレン在籍は1年限りに終わったが、2010年にはレーシングドライバーなら誰もがあこがれると言われるフェラーリへ加入した。

来年1月で43歳になるシューマッハは、史上最多となる7度の世界チャンピオン。F1で数々の最多記録を更新し、F1史上最も成功したと形容されることも多いが、2006年に引退していた。そして、2010年に復帰後はかつてのような輝きを見せられておらず、引退を勧める声も聞かれる。

2005年と2006年に、シューマッハを下してタイトルを獲得し、シューマッハに引退を決断させたとも言われるアロンソは、あくまで現役にこだわるシューマッハに関してこう話した。

「僕にとって彼は、今もこれからもF1史上最高のドライバー。尊敬に値する人だよ。おそらく、彼の記録に並ぶ者は出ないだろうね」

「F1で走るのが好きでたまらないんだろう。分かる気がする。彼を批判する人間は、それが理解できないんだ。彼を相手にレースするのは、楽しいよ。競争力のあるマシンさえ手に入れれば、彼は今でも勝てるに違いないさ」

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