レッドブルとマーク・ウェバーとの契約は署名を残すのみ

2011年07月29日(金)

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ドライバーのマーク・ウェバーと2012年の契約を結んだという報道を否定した。

しかしホーナーは、セバスチャン・ベッテルと共にウェバーとも来季の契約を結ぶことができたらとてもうれしいと語った。

「あとは署名が済めば契約は完了なんだ。残っているのはただの手続き上の話だけだ」とホーナーはドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』にコメントしている。

「正直に言うと、マーク・ウェバーが別のチームに行き、彼以外のドライバーがわれわれのマシンに乗るということが想像できないんだ」

ホーナーは、イギリスGP終盤にベッテルを抜かないようにと指示するチームオーダーをウェバーが無視した事に関しては「良い話し合い」を持ったことで解決したと強調。さらに、期待外れの結果でドイツGPを終えたベッテルに対しても、すでにアドバイスをしたようだ。

「すべてのレースを勝つことは不可能だ。それにもかかわらずセバスチャンはいつも非常にハイレベルなレースをしている。」

「F1レーサーはほかのスポーツ選手と違ってマシンに頼らざるを得ないが、最終的にはドライバーがマシンをどう使うかということにかかっているんだ。われわれチームスタッフとマシン無しでは、今の彼の好調ぶりはなかったかもしれないし、セバスチャン無しではわれわれも今ほどうまくいっていなかっただろう」

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