レッドブルのマーク・ウェバーは、サンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGP決勝を、2番手からスタートし、今季初めてとなる優勝を飾った。
マーク・ウェバー
「とてもいい気持ちだよ。勝利するのはいつだっていい気分だね。セバスチャン(ベッテル/チームメート)との戦いは激しいものではなかった。彼が(ギアボックスに)問題を抱えていたからね。それがあったにせよ、僕のペースは速かったし、クルマの感触はとても良かった。こういう形で1年を終えられるのはいいことだよ。クルマを運転していて気分が良かったし、最後にファステストラップを刻むことができたことにはとても満足している」
「振り返ってみれば、今年は僕にとってはあまりいいシーズンではなかったけど、最悪でもなかったよ。シーズンが開幕したときに波に乗れなくて、ほかのドライバーの不運をうまく生かしたり、正攻法で勝利できたりするような状況に自分自身を置くことができなかった」
「そうしたいと思ってはいても、モータースポーツでは勝利のチャンスがやってきたときにしかそれをつかめない。だから、今日の勝利は僕にとってとても大切なものだったし、チームにとってもいい結果で(シーズンを)終えることができてよかった」
「最後の数周は本当に楽しめたよ。ここはチームにとって素晴らしいサーキットだ。ここで僕たちは、3年連続で勝利することができたよ」