セバスチャン・ベッテル「どのコンディションでもマクラーレンが強かった」

2011年08月01日(月)

レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、ポールポジションからハンガリーGPをスタートして2位になった。

セバスチャン・ベッテル
「インターミディエイト(水量が少ないとき向け雨用タイヤ)を装着して走った1回目のピットストップまでは少し苦戦した。ルイス(ハミルトン/マクラーレン)の方が少し速くて、ターン2への進入で僕は少し行き過ぎてしまったんだ。とても難しかったよ。彼はかなりの勢いで攻めてくるし、僕も限界で走ろうとしていたからね」

「ある段階で、もう手遅れだと気付いたから、ラインをあけた。白線やその先にあるグリーンにペイントされた部分は、とても滑りやすく、簡単にスピンしてしまうことが分かっていたからね。これでリードを失ったんだ。その後、路面が乾いていった」

「もう1周早くピットインできたと思う。ソフト側のタイヤに交換して、初めはかなりいい感触だったんだけど、性能の低下がかなり大きかった。これはみんな同じことだと思うけどね。最後のピットストップ後は、クルマのスピードが増した感触があったんだ。でも、残り20周の段階では、レースの終盤にどれほど厳しくなるのか予想するのは難しかった。それでも、今日2位になったのは重要な一歩だよ」

「どのコンディションでもマクラーレン勢が強かったし、この2レースで彼らが進歩したのは間違いないね。次のレースでは、僕たちも強くなっていないといけない」

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