レッドブルのセバスチャン・ベッテルがモンツァ・サーキットで行われるイタリアGPに向けた意気込みを語っている。
「モンツァ(イタリアGP開催サーキット)にはすごく特別な思い出があるんだ。2008年にトロ・ロッソでF1初勝利を収めたサーキットだからね。あれは一生忘れることはない。ファンで埋め尽くされたコースの表彰台立った時は鳥肌が立ったよ」
「このモンツァは1年の中で最も挑戦的なサーキットのひとつだ。時速320kmにも達するとても長いストレートがあって、それがモンツァをF1カレンダーの中で最速のコースにしている。コースは肉体的にはそれほど厳しくはないけれど、けっして簡単ではない。長いストレートがあるから、僕たちは他のサーキットよりも空力効果の少ないリアウイングで運転することになる。だからクルマはとても不安定なんだ。最終コーナーのパラボリカからの加速はまるで綱渡りさ。ほんの些細(ささい)なミスでもクルマはコースアウトしてしまうからね」