【レース動画】佐藤琢磨「万全の準備をして日本に帰りたい」

2011年09月05日(月)

KVレーシング・テクノロジーからインディカーシリーズに参戦する佐藤琢磨は5日(日)、メリーランド州ボルチモアの市街地コースで行われた第14戦で18位になった。以下、ホンダのプレスリリース。

佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、予選でスピンをしたために28番手スタートとなるはずでしたが、26番グリッドへと2つ繰り上がりました。決勝日の朝のウオームアップでアクシデントを起こしたトニー・カナーン(KV Racing Technology-Lotus)とエリオ・カストロネベス(Team Penske)がスペアカーに乗り換えたために、27、28番グリッドからスタートすることとなったからです。

佐藤はカナーンとは異なる作戦でポジションを着々と上げ、多重アクシデントに巻き込まれたこともありながら、レース終盤には6位までばん回していました。しかし、ゴール目前になって壁に接触してサスペンションを壊し、最後はステアリングが切れなくなってしまったためにコース上にストップ。結果は18位フィニッシュとなりました。

佐藤琢磨
「朝のウオームアップでアクシデントが多かったため、決勝用のセッティングを確認することができませんでした。プラクティス2回と予選の第1セグメントでの走行データだけから決勝を走るマシンを作らなければならなかったので、とても難しかったですね。そうした状況を考えればマシンはかなりうまく仕上げられていたと思います」

「レースは作戦もよく6位までポジションを上げたのですが、接触でサスペンションを曲げてしまい、それが徐々に悪化していった結果、最後はステアリングが切れなくなってしまいました。ゴールまで走り続けることができず残念です。今回のレースではオーバーテイクを重ね、追い上げる戦いをレース後半に実現できていました。次のインディジャパンに向けての課題も見つかりましたので、万全の準備をして日本に帰りたいと思います」

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