フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、モンツァ・サーキットで行われるイタリアGPに向けた意気込みを語った。
Q:ポール、モンツァでレースをしたことがないというのは本当ですか?
ポール・ディ・レスタ:そうなんだ。確かに僕のレースキャリアの中で一度もレースを経験したことがないサーキットだよ。去年のフリー走行が僕のモンツァでのデビューだったんだ。
Q:そのサーキットについてどのように思いましたか?
ディ・レスタ:とっても気に入ったよ。すごく高速なんだけど、積極的に攻めなきゃいけない。それにいいラップタイムを出すためには縁石をうまく処理しなくちゃいけないんだ。そしてダウンフォースがとても少ないから、そのマシンに慣れて、いつもとは違うドライビングスタイルで臨む必要がある。
ディ・レスタ:ブレーキングにも細心の注意を払わなければならないね。じゃないと簡単にタイヤがロックしてしまうし、ほんの1メートルでもブレーキングのタイミングを逃すとラップタイムに大きく響いてくるかもしれないんだ。
Q:イタリアに家族がいらっしゃるんですよね。それによって、特別なレースということになりますか?
ディ・レスタ:どのレースも同じように重要なレースとして臨んでいる。でも、数レースは感傷的な気持ちがあって、特別な感情が少し強くわいてくるよ。イタリアも、まさしくそうだね。僕の家族はイタリアに住んでいるし、僕の中にはイタリア人の血が流れているんだからね!
Q:フォース・インディアの2011年マシンVJM04には、モンツァでどのような働きを期待しますか?
ディ・レスタ:モンツァは僕たちのマシンに向いているだろうから、楽観的になっているよ。過去のデータではモンツァでの僕たちはとても強力だった。でも、今では違う考えを持っているし、マシンはどのサーキットでもよく機能している。今回も中団グループの争いは接近戦になるだろうね。それでも僕はいくつかのポイントを獲得できると信じているよ。