2011年のF1も、いよいよ終盤戦に突入。今週末はついに日本GP! 今年の日本GPは、タイトル決定の場になる可能性が非常に高い。
・開催サーキット
日本GPが行われるのは、三重県の鈴鹿サーキット。世界的にも珍しい「8」の字をしたサーキットで、攻略の難しさから、多くのドライバーやファンに愛されているコースだ。
高速コーナーが多いことから、クルマを地面へ押し付けるダウンフォースが重要になる。その一方で、シケインやヘアピンなどの低速コーナーもあるため、クルマとドライバーの総合的な強さが試される。
・タイトル決定の可能性が大
今年の日本GPでは、チャンピオン決定の可能性が非常に高い。現在、ランキングの首位にいるのはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。2位はジェンソン・バトン(マクラーレン)であり、数字上、この2人のみにタイトルの可能性がある。
詳しくは、こちら。タイトル確定条件の記事へ。
・優勝争いは?
先述のとおり、鈴鹿は大きなダウンフォースが必要になる高速サーキット。近年、こういったタイプのサーキットではレッドブルが強さを発揮してきた。実際に、2009年からレッドブルのベッテルが日本GPを連覇中だ。そのレッドブルにとって最大のライバルになると見られるのがマクラーレン。鈴鹿ではマクラーレン勢とレッドブル勢の白熱したバトルに期待したい。
・小林可夢偉、ザウバーの動向は?
この数戦、戦略ミスなども響いて入賞から遠ざかっているザウバーの小林可夢偉。チームランキング6位を争っているフォース・インディアが最近の数戦で入賞を続けていることから、大幅な改良を日本GPに投入するザウバー勢も入賞してポイントを獲得したいところだ。
タイトル決定の可能性が高まっている日本GPは、7日(金)10時に開幕。決勝は、9日(日)15時にスタートする。