ロータスの名を冠し、ルノーエンジンを搭載したブラック&ゴールドのマシンに、鮮やかな黄色のヘルメット、そして「セナ」の名。往年のF1ファンにはたまらない組み合わせが鈴鹿サーキットを駆け抜ける。
かつてのチーム・ロータスが採用したカラーリングの中でも、特に人気の高いブラック&ゴールドのカラーリング。このカラーリングのもととなったスポンサー名から、「JPSカラー」と呼ばれるこのカラーリングを、グループ・ロータスと提携してルノーF1からロータス・ルノーGPに生まれ変わったチームが復活させた。
そして、第12戦ベルギーGPからブルーノ・セナがロータス・ルノーGPのレースドライバーに昇格。ブルーノ・セナは、かつてJPSカラーのロータスを走らせた伝説的F1ドライバー、アイルトン・セナのおいである。ブルーノは、アイルトンと似たカラーリングのヘルメットを使用していることから、ブルーノがロータス・ルノーGPを走らせる姿は、かつてのアイルトンを思い起こさせるものになっている。
アイルトンが数多くの伝説を生み出した鈴鹿サーキットで、ブルーノがどんな走りを見せてくれるのか、今年の日本GPではそんなところに注目してみても面白いだろう。