ロータス・ルノーGP、ブルーノ・セナを再びリザーブに起用か

2011年12月15日(木)

ロータス(現ロータス・ルノーGP)は、2012年のリザーブドライバーとして再びブルーノ・セナを起用するかもしれない。

同チームは、セナを控えのシートに据えて2011年をスタート。シーズン半ばにニック・ハイドフェルトを解雇すると、替りにセナを正規ドライバーに昇格させた。

ところが、2012年はキミ・ライコネンとロメ・グロジャンのふたりがコクピットに収まることになり、セナは行き場を失った。

28歳のセナは今週、マスコミを通じて、来季の可能性としてリザーブ役に戻る可能性に言及。せめて金曜のフリー走行に走れるのならリザーブドライバーでも良しというわけだ。

ロータス代表のエリック・ブーリエは、フランス週刊誌『Le Nouvel Observateur(ル・ヌーベル・オブセルバトゥール)』に、こう話している。

「われわれは現在、ふたりのドライバーを擁している。3人目は、これから検討するよ。もしブルーノが他にシートを探せないのなら、彼にとってこれはチャンスだ。彼は、とても技術サイドに定評がある。金曜日のドライバーとして考慮するかもしれない」

イタリアのモータースポーツ情報サイト『Italiaracing.net』は、可能性は高くないが、セナについて、ウィリアムズあるいはHRTでレースドライバー候補のひとりと伝えている。セナは2010年、HRTからF1キャリアをスタートさせている。

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