女性ドライバーが望むクリスマスプレゼントは「ロータスとの契約」

2011年12月14日(水)

スペイン人女性ドライバーのマリア・デ・ビロタが、2012年に正式にロータス(現ロータス・ルノーGP)の一員となれるかどうか、クリスマスの前にははっきりするだろうと語った。

デ・ビロタは1970年代から80年代にかけて活躍したF1ドライバーのエミリオ・デ・ビロタの娘であり、F3やWTCC(世界ツーリングカー選手権)、ユーロ3000、スーパーリーグ・フォーミュラなどでのレース経験をもつドライバーだ。

今年31歳となるデ・ビロタは最近、2012年にロータスの控えドライバーとなる契約の締結まであともう少しのところまできていると語っていた。

そのデ・ビロタはスポーツ紙『Marca(マルカ)』に「はっきりしたことが決まるまでは安心できないわ」としながらも、もしロータスとの契約がまとまれば、それは「最高のクリスマスプレゼントになるわね」と語っている。

もしデ・ビロタとロータスとの契約が締結されれば、イタリア人女性ドライバーのジョバンナ・アマティ以来の女性F1ドライバーが誕生することになる。アマティは1992年にブラバムからF1にエントリーしたものの、開幕から連続3レースで予選落ちしてしまい、その後1996年にウィリアムズでF1チャンピオンを獲得することになるデーモン・ヒルにそのシートを譲っている。

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