2011年F1第15戦日本GPフリー走行3回目が、10月8日(土)の11時から60分間、鈴鹿サーキット(1周/5.807km)で行われ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップ。小林可夢偉(ザウバー)は13番手だった。
セッション開始時の天候は晴れ、気温23℃、路面温度は34℃。セッション開始と同時に各車がコースインし、システムチェックなどを行うインストレーションラップへ向かった。その後、開始約10分で各車が本格的な走行を開始した。
開始約20分、1分33秒493を記録したジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップに。その後、バトンは1分33秒044を記録し、自身のトップタイムをさらに更新した。
開始約25分、ブルーノ・セナ(ロータス・ルノーGP)が左コーナーの2連続する13、14コーナーのスプーンでクラッシュ。セナはイン側へ巻き込むような形でスピンし、イン側のガードレールに激突した。このクラッシュにより赤旗が出され、セッションは中断となった。クルマは大破したものの、セナは自力で歩くことができている。
残り27分になったところでセッション再開。各車が続々とコースインすると、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が1分32秒878を記録してトップに。また、フェリペ・マッサ(フェラーリ)はフロントのグリップが足りないようで、ヘアピンでは大回りになり、スプーンでコースオフしていた。
残り約15分でミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が1分32秒725を記録してトップに浮上。残り約10分、ソフト側のタイヤを装着したバトンが、自身のタイムを約コンマ8秒更新する1分31秒255を記録してトップに立った。
その後、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)も自身のタイムを更新したものの、バトンのタイムには届かず。このセッションもバトンがトップで終了した。小林可夢偉(ザウバー)は、1分33秒818を記録して13番手になった。