セバスチャン・ベッテル、ミハエル・シューマッハの記録を塗り替える可能性も?

2011年10月11日(火)

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)はF1史上最年少で連覇を果たしたチャンピオンとなっただけでなく、F1史上最高のドライバーになるかもしれない。

その考えを明かしたニキ・ラウダは、ベッテルがミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)の持つ7冠王者の史上最多チャンピオン記録を塗り替えないと考える「理由がない」と語っている。

日本GPが行われた鈴鹿に姿を見せた3冠王者のラウダは「あり得ることだね」と『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』紙に話した。

「5年後を見通すことはできないが、来年のベッテルが大したことのないドライバーになっていたり、大したことのないクルマに乗ったりしているとは思えない」

日本GPはヨーロッパ時間の早朝に行われたが、ベッテルが連覇に向け手にするべきはわずか1ポイントに過ぎなかった。そのため、ベッテルの母国ドイツの『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』は次のようにつづっていた。

「つまり、家で見ているヨーロッパの人々に必要なのはコーヒー、ロールパン、そしてデザートにシャンパンだ!」

それでも、24歳のベッテルは手を抜くことなど考えていなかったようだ。

「何が起こっても、僕は残り4戦も来年も同じようにレースをするだけだ。満足には程遠い心境だよ」

レッドブル総帥のディートリッヒ・マテシッツは、8日(日)の夕方にシャンパンカクテルの『レッドブル・ロワイヤル』を飲むつもりだ、と『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙に語っていた。

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