フォース・インディアのポール・ディ・レスタは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GPフリー走行1回目で12周を周回して、ベストタイムは2分2秒912で3番手。フリー走行2回目では、32周を周回してベストタイムは1分53秒957で10番手になった。
ポール・ディ・レスタ
「今日、初めてこのサーキットを走ってみたけれど、まずはウエット(水量が多いとき向け雨用タイヤ)から始めるしか手はなかったね。コース習熟の観点からは、理想的と言えない。それでも、チームはなるべく多く走れるよう配慮してくれたし、少しずつでも自信はついていったよ」
「午前中は、ほんとうにウエットだった。特に、7から8コーナーにかけては少しアクアプレーニング現象を起こしていた。マシンが思い切りブレていたよ。午後はインターミディエイト(水量が少ないとき向け雨用タイヤ)で走ったけれど、感触はまあまあだった」
「最後の30分はドライの走行ラインも現れたけど、やっぱり滑りやすかったよ。ほかの何台かと同じように、最後の最後でスーパーソフト(ソフト側ドライタイヤ)を履いてみた。でも、タイヤを温めるどころじゃなかったよ。得るものは少なかった。明日は天気が回復しそうだから、午前中のフリー走行3回目でドライタイヤをモノにして、予選は限界で走りたい。そのためには、仕事が山積みだよ」