HRTのビタントニオ・リウッツィは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GP決勝を、23番手からスタートして21位になった。
ビタントニオ・リウッツィ
「スタートは最高だったんだ。何台か抜いたりしてね。ところが、第3コーナーの進入でどうやら接触があったらしい。カーボンのパーツが舞い上がっていたよ。そのうちの何かが僕のクルマのノーズに当たったんだ。その時点からだよ、フロントがロックし始めたのは」
「そして第4コーナーでヴァージンの1台と絡んでしまった。フロントウイングが壊れ、ピットインを余儀なくされたんだ。あれでレースは終わったようなものだ。次のピットストップまでは割と良いペースだったけど、ちょうど先頭集団が僕を周回遅れにしたタイミングでセーフティカーが出た。最悪のタイミングだよ。僕が戦うべき相手からも周回遅れにされたんだ」
「そこからは、つらい展開だった。クルマのバランスが最悪だったからね。とにかく走りにくいんだ。トラブル満載のレースになったけれど、チェッカーフラッグを受けてゴールできたのは、せめてもの救いだね」