2011年のチャンピオンの座を獲得したあとも全く手を抜くこと無く、各グランプリで圧倒的な強さを見せているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だが、次戦アブダビGP(11月13日決勝)を控えて意外な悩み事を打ち明けた。
ベッテルはグランプリを制するごとにヘルメットデザインを変えることでも知られている。10月の日本GPでは東日本大震災後の団結した日本をイメージし、「絆」と漢字で書かれた日本へのメッセージがこもったヘルメットを着用したことでも話題を集めた。
だがシーズン終盤を迎えて、そろそろアイデアに詰まってきてしまったようだ。次戦のアブダビGPはベッテルの今季12度目の優勝がかかったレースだが、まだデザインが決まっていないとドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に明かしている。
「まだ何も考えつかないんだ。今すぐにでも新しいデザインが必要なのに」