HRTが3日(木)、2012年にウィリアムズから供給を受けたKERS(運動エネルギー回生システム)を搭載すると発表した。
ウィリアムズとHRTは2011年も技術提携を結び、ウィリアムズからHRTへギアボックスが供給されていた。しかし、両チームは提携を拡大。次のように声明の中で述べている。
「ウィリアムズF1は、チーム(HRT)へKERSとその関連技術を初めて供給する」
HRTのチーム代表コリン・コレスによると、HRTの2012年型車F112は現在、コレスが活動の拠点を置いているドイツのミュンヘンで開発が進んでいるという。
「われわれはクルマのパフォーマンス向上のため全力をそそいでいる。今も目標は2012年にトップ10へ入ることだ。今回の契約によって、その目標に一歩近づいた」とコレスは語った。