レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、ヤス・マリーナ・サーキットで開催されるアブダビGPに向けての意気込みを語った。
セバスチャン・ベッテル
「今回で3回目の開催を迎えるアブダビGPなんだけど、あそこのコースは特別だね。まず、レースは夕方にスタートして、ゴールをするころには夜になっている。それによって日光から照明へと辺りを照らす光が変化するから、ヘルメットのバイザーは特別仕様のものになるんだ。それに反時計回りで周回する点も特別だね」
「1周のスピード的にはシンガポールのサーキットにちょっと似ているけど、路面はヤス・マリーナ・サーキットの方がスムーズだ。このサーキットには2つの大きな特徴がある。ひとつは、ヤス・ホテルの下を通る道。ほかのどこのサーキットでも自分が泊まっているホテルの下を走れるところなんてないよ!」
「2つ目はピットレーンの出口なんだけど、これまたよそにはないね。一部が地下道になっているんだ。そこを走り抜ける時は、まるで地下の駐車場から出ていくみたいな感じだよ」