ローラ、2014年からF1復帰を熱望

2011年11月08日(火)

イギリスのレースカーメーカーであるローラが、2014年に再びF1参入を試みようとしている。

ローラは、1997年に自らのチームでF1に参戦したものの、開幕戦では2台ともに、予選でトップから107%以内のタイムを記録できず、規定により予選落ち。その後、スポンサーの撤退などもあり、それ以後の参戦をあきらめざるを得なかった。

さらに、2010年にもUSF1のF1参入が頓挫したときに、その補欠チームとしてもう一度F1復帰を試みたが、結局このときもエントリーすることはかなわなかった。

『Autoweek(オートウィーク)』に掲載されたクエンティン・スパーリングの記事は、そのローラが今一度FIA(F1を統括する国際自動車連盟)に対し、13チーム目としてのF1参戦を認めるよう要望を出していると伝えた。

現在『BBC』でF1解説者を務める元F1ドライバーのマーティン・ブランドルの弟であり、現ローラ社長のロビン・ブランドルはその記事の中で、次のように語っている。

「われわれはすでに準備も整い、待っているところだ」

「モータースポーツはわれわれにとって3番目のビジネスだが、どのような方向へでも喜んで拡大したいと思っている。われわれは今年間違いなく(約31億円の)利益を計上する予定だ。そして5年以内にはそれを最大(約60億円)にまでもっていきたいと考えている」

「F1に参入するということになれば数千万ドル(数十億円)が必要となるが、われわれは資金を蓄えてきている」

「われわれは1つの建物ですべてのことを行うことができるし、それがとても有望だと思っている。もしFIAが13番目のチームにライセンスを与える機会を作れば、われわれはそれに名乗りを上げるよ」

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