トヨタ、中嶋一貴らのル・マン24時間参戦を発表

2011年11月08日(火)

トヨタが、来年から参戦を開始するル・マン24時間を含めた世界耐久選手権(WEC)のドライバーを発表。元F1ドライバーの中嶋一貴が含まれた。

ドライバーは中嶋のほか、同じく元F1ドライバーで、ル・マン24時間の優勝経験もあるアレキサンダー・ブルツ、そして耐久レースでの経験も豊富なニコラス・ラピエールが選ばれた。

今年は国内へ活動の場を移していた中嶋だが、再び世界で戦うことが決まった喜びを次のように語った。

「トヨタの世界耐久選手権チームのメンバーに選ばれ、とても光栄です。ル・マンへ復帰し、新しく創設されるこの選手権へ参戦することは、トヨタにとって非常に大きな意味を持つことなので、そのチームに加わることができるのは名誉なことです」

「ル・マンというのは非常に有名なモータースポーツなので、僕も初レースが楽しみです。もちろん、僕にとっては新しい経験になりますが、日本でのSUPER GT参戦経験から、耐久レースにも慣れていますし、この経験が役立ってくれるでしょう」

「この強力なドライバーラインアップに加われることも最高ですね。新しいチームメートは、2人とも知っているんです。アレックス(ブルツ)はF1時代、一緒に働いていたことがありますし、ニコラスはGP2でともに戦っていました。アレックスやニコラと戦っていくことが楽しみです。彼らからル・マンについて学び、いい仕事をできるよう願っています」

WECは、来年から始まる選手権。ル・マン24時間を含めたシリーズ戦であり、2012年は6戦が予定されている。トヨタは、ル・マン24時間などの数戦にハイブリッドで参戦予定だが、詳細については今も検討が続いている。

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