フェリペ・マッサ、2012年のシート確約に安心

2011年11月11日(金)

フェリペ・マッサ(フェラーリ)が契約途中で放出されるとのうわさが飛び交っていたが、フェラーリの首脳陣が先日、2012年のマッサ残留を明言。マッサは自身のシート確約を喜んでいる。

マッサは2012年末までフェラーリと契約を結んでいるが、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)のチームメートになる可能性があると見る向きがあった。

しかし、シーズン終盤の恒例となっているフェラーリのイベント、フィナーレ・モンディアリが先週末に開かれ、今年は出席を見送ったマッサについてステファノ・ドメニカリ(チーム代表)とルカ・ディ・モンテゼモーロ(フェラーリ会長)はその場でマッサの来季レースシートを確約する発言をしていた。

「モンテゼモーロとドメニカリがあの場で僕に関する話をしたのは知っているよ。僕が間違いなく来年もスクーデリア(フェラーリ)で走るとはっきり言ってくれた」

「僕からすると、チームが僕をしっかりサポートしてくれることが重要なんだ。とても前向きな気持ちになれる」とマッサも語っている。

しかし、マッサ放出報道の引き金になったのは、マッサの成績不振であった。マッサ自身も自らが置かれた状況をよく理解しているようで、次のように話している。

「今季が予想よりもうまくいかなかったことを考えると、来季はチーム全体にとって重要な1年になるとわかっている。同じように僕自身にとっても重要な1年になるだろうね」

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