ジャン・エリック・ベルニュ「来季F1を目指すドライバーとして当然のことをした」

2011年11月12日(土)

トロ・ロッソのリザーブドライバーであるジャン・エリック・ベルニュは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPフリー走行1回目で、26周を周回してベストタイムは1分42秒633で11番手になった。

ジャン・エリック・ベルニュ
「(前回フリー走行に参加した)1ヶ月前の韓国GPは雨で流れてしまったようなものだったから、今日が初めてのセッションのように感じたよ。すべてうまくいったから、チームも今日の僕の働きに満足してくれていると思う。でも、僕の働きと言っても、来シーズンF1で走ることを目指すドライバーだったらできて当然のことをしたまでだよ。特にずばぬけていたとは思わない」

「個人的にはもう少し良い出来にしたかったと思う。(自分に厳しいのは)僕の習性なんだよ。F1はチームごとにスタイルも異なるから、いつもこれが正しいとは限らないんだけど、ルーキーだからという理由だけで勝てないと決まっているわけではないというのが、カートを始めたころからの僕の考えなんだ」

「セッション後半に装着したソフト側タイヤでは、グリップの高さに驚いたよ。良いラップタイムが計測されるはずだったのに、スピードを引き出せなかった。これに関しては自分にガッカリしている。去年にテストへ参加したことと、今年何度もシミュレーターでトレーニングをしたことで、マシンの感触はわりとすぐに戻ってきた」

「今日は自分のラップタイムのことをあまり考えていなかった。全体として前向きなセッションだったと思う。たくさんのことを学んだし、それが(2週間後の)ブラジルGPで役に立つはずだよ。でもブラジルGPの前に来週の若手ドライバーテストがとても楽しみさ。年間チャンピオンになったマシン(レッドブル)に乗ることができるんだからね」

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