i1スーパーカー・シリーズ、左近やビルヌーブ、フィジケラ、アレジらが参戦

2011年12月20日(火)

来年に発足する新カテゴリー、i1スーパーカー・シリーズに、山本左近やジャック・ビルヌーブなどF1経験者も多数参戦することが明らかになった。

使用される車両は、ラディカルSR3。日本でもSR3は、サーキット走行専用車両として販売されている。

i1スーパーカー・シリーズは、インドを中心にしたカテゴリーで、インドの9都市を代表する9チームが参戦。各チームとも2台を走らせ、ドライバーのうち1人は国際モータースポーツでの実績が必要になり、もう1人はインド人ドライバーであることが規定されている。インド、アブダビ、カタール、バーレーン、マレーシアを転戦しながら、10レースを戦って200万ドル(約1億5,000万円)の賞金が出るタイトルを争うことになる。

20日(火)にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで発表会が行われたが、各メディアの報道によると、合計27名のドライバーが登録され、その登録ドライバーの中から各チームが週末ごとにドライバーを選ぶようだ。

F1経験者だけでも、左近、ビルヌーブ、ジャンカルロ・フィジケラ、ビタントニオ・リウッツィ、カルン・チャンドック、ジャン・アレジ、ハインツ-ハラルド・フレンツェン、アレックス・ユーン、ミカ・サロなどが参戦。

このほかにも、F1でテストドライバー経験があるニール・ヤニや、今年のインディカーでシーズン終盤を戦った女性ドライバーのピッパ・マン、F1王者ニキ・ラウダの息子で、近年はツーリングカーを中心に活躍しているマティアス・ラウダなど、豪華なドライバーが集まっている。

1月22日(日)にマレーシアで開幕戦が行われ、バーレーン、カタール、インドと転戦し、3月10日(土)にアブダビで最終戦が行われる予定だ。

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