アメリカの企業がF1に注目か

2011年12月21日(水)

アメリカに拠点を置く非公開株式会社がF1に興味を示している、とF1で最も権力を持っているバーニー・エクレストンが明かした。

F1ビジネスの専門家であるクリスチャン・シルトが18日(日)付の『Express』紙に書いており、それはゲッティ・イメージズ社のオーナーでもあるヘルマンとフリードマンがF1の経済状態を調査しているという内容だった。

エクレストンによると、F1の持ち株会社SLECの株式37.5パーセントを10年以上前に短期間だけ保有していた投資信託会社が、現在「多くの人々への接触を図っている」とのことだ。

現在F1の権利を最も大きな割合で保有しているのはCVCで、同社は2006年に17億ドル(約1,330億円)でF1の商業権を獲得した。

FIAとオーナー側、そして12の参戦チームの間で商業的な権利などを規定しているコンコルド協定は2012年末に期限切れを迎える。

この件についてエクレストンは次のように語った。「来年にはチームに具体的な提案をしていく。来年にやりたいと考えていることは今すぐに行うことはできないため、現在のところは何もしていない」

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