順調に2011年のテストを開始したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だが、まだ慎重な姿勢を崩していない。
1日(火)に始まったバレンシアテストで、アロンソはフェラーリの新車F150の信頼性を高く評価。2日(水)にはトップタイムも記録しており、F1最高権威バーニー・エクレストンやマーク・ウェバー(レッドブル)は、アロンソが今年のタイトル候補だと語っていた。
アロンソが2011年のチャンピオン最有力候補だという、やや早すぎるような予想も出始めているが、アロンソは次のように慎重なコメントを残した。
「それについて、何も言うことはない」
「自然と期待は大きくなるけど、それは大きなチームにいるドライバー全員に言えることだよ」
「慰めになるのは、フェラーリやマクラーレンでの悪いシーズンというのは、5位になることなんだ。ほかのチームでは、Q3進出もできない可能性だってあるのにね」
「だから、何も心配する必要はない」
「クルマは気に入ったけど、勝てる速さがあるのか確かめるには、まだ早すぎるよ」