ロータス・ルノーGPが採用して話題になっているサイドポッド前方の排気口。マクラーレンが同様の処理を採用するといううわさもあるが、メルセデスGPも採用の可能性を示唆した。
バレンシアテストで登場したロータス・ルノーGPの2011年型車R31は、サイドポッド前方に排気口を設置。この処理の目的は明らかになっていないが、高温の排ガスをフロアの下やサイドポッド沿いに流すことにより、ディフューザーの効率を上げ、ダウンフォースを向上させるものとの見方が有力だ。
この処理を他チームも取り入れる可能性があるとささやかれる中、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは次のように語った。
「(開幕戦の)バーレーンGPまでに、多くのチームがさまざまな方法で排ガスのエネルギーを利用しようとするだろう」
「フェラーリには、また別のアイデアがあるのをこの目で見た」